横須賀の模型サークル「おおなみ会」さん主催の「第十三回 開国の港、横須賀の模型展」へ行ってきました。 「おおなみ会」さんはかつて1/72航空機の飾り台として1/72ニミッツ級空母を製作され注目を集めましたが、 今回の展示会では1/72空母タイコンデロガを展示されるということで行ってきました。
先週8月5日は、横須賀では海上自衛隊のサマーフェスタ、横須賀米海軍基地のフレンドシップデーと大きなイベントがありました。 私は毎年行っていたのですが今年は「おおなみ会」さんの展示会が一週間後にあり、 2週連続で横須賀に行くのもきついなと思い8月5日の横須賀行きは見送りしました。 まあ、サマーフェスタ/フレンドシップデー訪問もかなりマンネリ化してきたと感じていることも行くのを見送った理由の一つにはあります。
展示会ですが、例年通り横須賀の全駐労横須賀支部(下の写真)の2階で行われました。 この全駐労横須賀支部はJR横須賀駅から徒歩で約8分、京急汐入駅から徒歩で約5分、京急横須賀中央駅から徒歩で約8分のところにあります。
1/72ニミッツ級空母は主にアイランドと甲板だけでしたが、このタイコンデロガはなんとウォーターラインモデルとして船体も完璧に作られています。 とにかくすごい。そのすごさは私の言葉ではとても語りつくせないので写真をお見せします：
他の作品も艦船に関しては大型艦を自作された作品が多かったでした。しかも再現度はかなり高いです。 会員の方々の模型製作の技術レベルの高さを実感しました。フルスクラッチラブな方が多いサークルなのですね。
「おおなみ会」さんは横須賀中央駅近くににあるミリタリー・ショップ・ヨコスカの3階でも作品を展示されています。 ミリタリー・ショップ・ヨコスカでは横須賀海軍カレーをはじめ 海上自衛隊のグッズやお菓子など軍事関連の横須賀の名産品(?)が売られています。 以前展示物を拝見させていただいたときは横須賀に関連する艦船や航空機を展示されていましたが、 今回はなぜかイギリス関連の艦船、航空機やAFVが展示されていました。 私はイギリス機が好きなのでこれはこれでよかったです：
横須賀中央駅前にある和菓子店「さかくら総本家」へ行ってきました。 「さかくら総本家」はアニメ「ハイスクールフリート」のEDにも名前が出てきます。 「さかくら総本家」で「はいふりプリン」と「はいふり水まんじゅう」を買ってきました。 「はいふりプリン」は持って帰るときに斜めにしてしまったりしたので少しくずれてしまいましたね。 他に「はいふり羊羹」、「はいふりどら焼き」、「はいふりまんじゅう」などもありました。 お店の方のお話によると、とにかくすごい売れ行きのようです。「さかくら総本家」の前にある歩行者用信号が青になるたびに、 数人が「はいふり和菓子」をもとめて「さかくら総本家」に入っていきます。 中にははいふりのはっぴや岬明乃がプリントされたTシャツを着ている人もいました。 週末は毎週こんなかんじらしいです。
店内は常時お客さんが数人いて、お店の方は一般客と「はいふり客」を瞬時に見分けて接客されていました。 私は一瞬で「はいふり客」に分類されたらしく、「この前すぐ売り切れになったはいふりプリンできあがったとこですよ。」 「蓋の絵はまろんちゃんがいいですか?さきちゃん(岬明乃のこと?)がいいですか?」などと話しかけられました。 お店の方は「ハイスクールフリート」の登場人物も熟知されているようでした。
1年前にハイスクールフリートのテレビ放送が終了し、 ガルパン(大洗)ほど話題にはなっていないので私は「あまりハイスクールフリートは横須賀の町おこしには貢献できなかったのかな。」と思っていました。 しかし、日経のWeb版で横須賀市長が「たまゆら」や「ハイスクールフリート」といったアニメ作品が横須賀の町おこしに大変貢献していると語っている記事を見たことがあります。 「ハイスクールフリート」を見て横須賀に何度も足を運ぶようになった人も多く、関連商品の売り上げが大きくなっているようです。 「はいふり」は横須賀に巨万の富をもたらしているのですね。 私も今日それに貢献してしまいました。今年の5月にリリースされた「はいふり」のOVAまだ見てませんが見たくなりました。
このレポートの主題が「1/72タイコンデロガ」なのか「はいふりプリン」なのかわからなくなってしまいましたが (あくまでも「1/72タイコンデロガ」が主題です)、関東地方は気温もそれほど高くなく過ごしやすい一日でした。 本当は横須賀をもっと散策しようと思っていたのですが、 時間もなかったので「さかくら総本家」で買い物したらすぐ帰りました。 帰る途中に相鉄線の南万騎が原という駅の近くにあるクラシックヴィンテージという中古模型店に寄りました。 今日は本当に過ごしやすい一日で横須賀遠征も楽でした。