第54回静岡ホビーショーに行ってきました。 新製品の情報などは既に他の方のブログなどで紹介されているので、 ここでは私が気になった展示物を簡単にご紹介します(写真に写っている人物は修正してあります) 。

見本市会場

• アオシマ
• 1/700 陸軍特殊船「あきつ丸」

  

  本当に「艦これ」効果は恐ろしい。ひょっとするとひょっとするかもしれないと思っていましたが、 ついに「あきつ丸」がキット化です。 甲板に載っているのは「あきつ丸」の艦載機とされる三式指揮連絡機とカ号観測オートジャイロと思われます。 アオシマの「艦これ」シリーズが更に充実しそうですね。 いずれにしろ、WLシリーズに陸軍特殊船が初登場です。 また、他社とバッティングしなければいいですが…。

• 1/700 日本潜水艦「伊19号」

  

  第二次大戦中の日本海軍の主力潜水艦でありながら好キットになかなか恵まれなかった乙型潜水艦(初期型)が、 アオシマからついにキット化です。 ゲームをしたことがないので理由はよく分かりませんが「伊19号」はなかなか人気があるようです。 「あきつ丸」や後掲の「龍驤」と一緒にアオシマの「艦これ」シリーズに加わるのでしょう。 「艦これ」ブームが今でも維持できているかは知りませんが、 「艦これ」シリーズがうまく「いく」といいですね。

• 1/700 米空母「ワスプ」

  

  「伊19号」のついでなのか分かりませんが、「伊19号」の雷撃により沈没した米空母「ワスプ」がキット化です。 こんな同型艦もない大型艦(しかも人気が今ひとつの外国艦)が突然キット化なんて信じられません。 欧州海戦史的には「ワスプ」はマルタ島への航空機輸送に協力した米空母です。 数年前に発売してくれていたら第29話「マルタ島の危機」で製作したのに。

• 1/700 給油艦「速吸」

  

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• その他1/700のキット 日本空母「龍驤」、米潜水艦「バラオ級」

  

  既にフジミからキットがでていますがアオシマからも「龍驤」が登場です。 この「龍驤」という空母は同型艦もない小型の空母でWLシリーズでもかなり後期に発売されたのですが、 2社から1/700で発売されるとは当時誰が想像したでしょうか。
  米潜水艦「ガトー・バラオ級」の1/700キットはタミヤ(グリーンマックス)、童遊社(ホビーボス)両社からすでに発売されていますが、 アオシマから更に新キットが発売です。 この級の潜水艦は海外では人気があるのでしょうか。 今度、欧州海戦史第六刊のドイツ駆逐艦の回(第46話)でやったようにキット比較でもしますか。 あまり受けそうにありませんが。

• 艦隊これくしょん

  

  私が写真を撮った16日の午前中は人があまりいませんでしたが、 午後になると写真を撮るのには行列ができていました。

• タミヤ
• 1/700 米空母「サラトガ」(ボントスモデル社製ディティールアップパーツ付き)

  

• ハセガワ
• 1/700 護衛艦「いずも」

  

• 1/700 日本空母「赤城」ディティールアップ パーツセット

  

• 1/350 日本駆逐艦「島風」(マックスファクトリー)

  

  ハセガワとマックスファクトリーとのコラボのようです。 1/350 駆逐艦「島風」の金型はハセガワが担当するようです。

• ヤマシタホビー
• 1/700 日本海軍特型駆逐艦(�T型)「吹雪」

  

• その他
• 「紙創り」の構造物やクレーン

  

• 「ドラゴン」の米原子力空母「エンタープライズ」

  

  製品化が遅れていましたが、ようやく発売のようです。

見本市全般としては大きなサプライズがあったのはアオシマだけという感じでした。 去年過熱気味だった艦船ブームも落ち着いてきたという印象です。 アオシマの新製品を見て「U-81+アークロイアル」のような「撃沈した船+された船」のようなセット販売を 予定しているのではと思いました。 例えば「イ-19+ワスプ」、「レッドフィッシュ(バラオ級)+雲龍」のようなセットです。 その場合イ-19や バラオ級を単体でも販売してくれるのか気になります。 U-81も単体でも発売して欲しいです。

第26回モデラーズクラブ合同作品展2015

• ミンダナオ会

  

• M.G.S

  

• その他のサークルの作品

むすび

上記の見本市と展示会以外にはフリーマーケットがありました。こちらは初日の午後3時までは入場料(600円)がかかりますが、 午後3時以降と二日目は入場無料になるようです。 私がツインメッセに到着したのは初日の午前9時10分くらいだったのですが、 有料にもかかわらず掘り出し物を求めて長い行列ができていました。 私は午後2時頃ツインメッセを後にしたので、フリーマーケットは行きませんでした。

今まで静岡ホビーショーにはいつも車で来ていたのですが、今回は初めて新幹線で静岡まで来て駅からはバスで会場に向かいました。 通常、こういう大きなイベントでは主要な駅から会場まで無料のシャトルバスが運行されるのですが、 静岡駅とツインメッセを結ぶ直行バスが臨時に運行されていたものの有料で若干不満でした。 静岡ホビーショーに無料シャトルバスを求めるのは間違っているでしょうか。

帰りにホビースクエアに寄りました。 展示物の入れ替えはあるようですが、展示内容の傾向は 以前レポートしたときとほとんど変わりませんでした。 ここでは展示物の一部をご紹介します。