海上自衛隊横須賀基地が一般公開される「ヨコスカ・サマーフェスタ'13」と 横須賀米軍基地が一般公開される「ヨコスカ・フレンドシップデー」に行ってきました。 この二つは例年同じ日に開催されます。 この日は夜に花火大会も催されるため横須賀の大きなイベントの一つになっています。

ヨコスカ・サマーフェスタ'13

最初は海上自衛隊の基地の方に行きました。海上自衛隊の基地に行く場合はJR横須賀駅が便利です。 「おおなみ会」さんの展示会でJR横須賀線に乗ったときも思ったのですが、 鎌倉駅から横須賀駅の間は本当に山の中という感じがします。 所々にトンネルがあるのですが、トンネルのレンガが古くて渋いです。 本当に遠くのJRのローカル線に乗ったような気分が味わえます。 私はお昼くらいに基地に入りました。 開放されている艦艇のメインは砕氷艦「しらせ」です。乗艦のためけっこう多くの人が並んでいました。 護衛艦「きりしま」と「てるづき」も公開されていました。 その他に潜水艦も公開されていましたが、こちらに乗艦するには事前応募が必要になります。 私は米軍基地にも行きたかったので、人が並んでいない「てるづき」のみ見学しました。 以下、サマーフェスタの様子です：

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• 砕氷艦「しらせ」と護衛艦「たかなみ」

  

• 護衛艦「きりしま」

  

• 護衛艦「てるづき」

  

  格納庫の内部です。こんなに細かいところまで分かってしまったら、ついつい格納庫の中まで細かく作りこんでしまいそうですね。 やはり細部がわかる現用艦は恐ろしい。

  

  軍艦の側面をアップで見るとけっこう色々な色で塗り分けられています。第二次大戦中の艦はそうでもない印象がありますが、 それは白黒写真しか見ていないからです。カラー写真をみるとけっこう細かく塗り分けられていたりします。 ドイツ艦の場合、キャプスタンが赤と白と黒の3色の縞になっていたり、ボラードが黒に塗られていたりします。 でも面倒だし現用艦ほどカラー写真があるわけではないのでいつも船体色と同じにしてしまいますが。

  

• 右側の艦名が消されている艦は除籍された「さわゆき」です。 OTOメララ単装コンパクト砲、ハープーンなどのミサイル兵装、 オールガスタービン機関、ヘリコプター搭載など近代護衛艦として「ゆき」型がデビューしたのがついこの間のように思えます。 そういえばピットロードさんのインジェクションキット第一号も「ゆき」型だったと思います (クリヴァックはグリーンマックスが作った金型が既にあったという話を聞いたことがあります)。 懐かしい。

  

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ヨコスカ・フレンドシップデー

今年は艦艇の公開は無かったようです。 米軍の予算削減のためらしく、今年は日本各地の米軍基地の基地開放のイベントが中止されています。 おそらくその理由で今年は艦艇の公開が中止されたのだと思います。 そのため、去年行った「みこし祭り」と内容的にはほとんど変わりませんでした。 「みこし祭り」に比べて若干開放された場所が広くなったくらいですかね。 まあ、基地開放が実施されただけでもありがたいと思うべきでしょうか。 現用艦はあまり作らないので、艦艇の公開がなくてもあまり残念ではありません。 私は午後2時ごろに米軍基地に着いたのですが、艦艇の公開がないせいか並ばずに基地に入れました。 フレンドシップデーはかなり混むと聞いていたので覚悟して行ったのですが意外でした。 米軍基地は花火大会が終わるまで開放されているので、基地から花火を見ることができます。 そのためか、屋台で買ったピザや飲み物をもって場所取りをしている人が多かったでした。 写真は基地内で売っていた七面鳥のもも肉を焼いている光景です。 子供が骨付きの鳥のもも肉が好きなので一本(1000円)買って帰りました。

以上、「ヨコスカ・サマーフェスタ'13/フレンドシップデー」の様子を簡単にご紹介しました。 もも肉が腐るかもしれなかったので花火は見ないで帰りました。 かなり歩き回って疲れたので、帰りはさすがに米軍基地に近い横須賀中央駅を使いました。 本当は汐入駅の方が近いのですが、快速特急に乗りたかったので横須賀中央駅まで歩いていきました。 それにしても汐入周辺を歩いていると何故か瀬戸内の竹原に行きたくなってきますね。

横須賀中央駅はゆかたを着た若い女性など花火を見物する人でかなり混雑していました。 その混雑を横目に京浜急行の快速特急電車に乗り込んで急いで家路につきました。 もも肉は子供が待つ大切なおみやげ、なので。