全日本模型ホビーショーに行ってきました。 会場は東京ビッグサイトの南館です。 私が行ったのは12日(土曜日)の方なのですが、晴天で少し汗ばむ気候でした。 今年は旧友と会場の入り口で合流し、旧友と旧友の後輩の方と3人で模型ホビーショーを見て回りました。 以下、艦船モデラーの視点から見た2024年の全日本模型ホビーショーのレポートです。

• アオシマ
  • アオシマのウォーターラインシリーズのブースです。今年もブースがあってよかった。展示の内容はとにかく新艤装パーツでした。

    

  • アオシマから以前発売されていた「ワイルド7(セブン)」のキットが発売されるようです。両国のサイドカーとか他のバイクも発売してほしい。

    

  • 「ゆるキャン」です。

    

• タミヤ

  タミヤは私の見た限りでは艦船模型関連の展示は無かったようでした。

• ハセガワ
  • ハセガワのブースでは艦船関連ではボーダーモデルの1/350 大和とレベルの1/144 Uボートが展示されていました。

    

• ピットロード
  • ピットロードのブースの展示物です。

    

  • グリーンマックス時代にリリースされた「欧風建物セット」が拡張されるのが気になりました。

    

• ビーバーコーポレーション
  • バンカースタジオからは今度は金剛の艦橋が発売されるようです。

    

  • 旧キットを再版しているアトランティスからオーロラのベインブリッジ(原子力ミサイル巡洋艦)が再版されるようです。おそらく、今の若い人はオーロラなんていう模型メーカーは知らないでしょう。

    

  • トライアンフ・モデルから第一次大戦頃の英戦艦ライオンが製品化されるようです。船体がレジン製で、上部構造物が主に3Dプリント製部品のキットのようです。

    

  • その他の艦船関連の展示物です。

    

• インターアライド
  • トランぺッターの英防空巡洋艦アルゴノート(1/350)と米駆逐艦フレッチャー(1/200)です。

    

  • 海外の模型メーカーでは珍しいキャラものキットの展示です。韓国の模型メーカーであるアカデミーの発売予告です。「メカンダーロボ」というのが何なのか私は知らなかったのですが、多くの人が「これは面白い」と熱心に写真を撮っていました。私は韓国のアニメか特撮に登場するロボットなのかと思いましたが、ネットで調べると「合身戦隊メカンダーロボ」というのは1977年(昭和52年)頃放送された日本のロボットアニメのようです。私は知らないですね。きっと、私には新しすぎるんでしょうね。私が子供の頃のロボットアニメといったら「マジンガーZ」とか「ゲッターロボ」とか「コンバトラーV」とかですものね。それにしても、韓国の模型メーカーが日本のロボットアニメのロボットを模型化するとは...。これがうまくいくと、今度は中国や韓国の模型メーカーとかが昔の日本のロボットアニメや特撮に出てくるロボットやキャラクターのプラモデルをリリースしてくるようになるのでしょうか。

    

  • 今年もインターアライドのブースでは、トランぺッターとアカデミーの今年のカタログが無料で配布されていました。

    

  • トランぺッターのカタログに掲載されていた艦船キットの新製品予定です。1/700の内容は去年のカタログと変わりありませんが気長に待ちましょう。

    

• ヤマシタホビー
  • ヤマシタホビーのブースの展示物です。「ゴジラ-1.0」に登場する「新生丸」が1/300と1/700で発売されるようです。あと、丁型改駆逐艦「初梅」が戦後中華民国海軍「信陽」となった状態で模型化されるようです。

    

• 童友社
  • 童友社のブースではちょこっと気になるものがありました。

    

• バンダイ
  • たまにはいつもは足を踏み入れないバンダイのブースの見学でもと思い、旧友とバンダイブースを散策しました。

    

以上、全日本模型ホビーショーの様子を艦船モデラーの視点でレポートしました。やはり、全体的に艦船模型の新製品の数は少なくなっています。 旧友の後輩の方はまだ見たいブースがあるということで、旧友と私だけが昼過ぎに会場を後にしました。ビッグサイトの近くで昼食をとってからいつも通り模型店巡りとなりました。

今回は少し趣向を変えて、旧友が聞いたことのある稲荷町の「オートモデリＧＴ バイフィニッシャーズ」という模型店へ行きました。展示会場からバスで新橋まで行き、稲荷町までは地下鉄銀座線で向かいました。

私が見たところ車とSF(ガンダムみたいなアニメではなく、サンダーバード、謎の円盤UFOなどのITC系のSFが多い)関連の模型を主に中心とした模型店の印象でした。 非常に興味深い模型店でしたが私は特に買い物はなく、旧友と私は銀座線に再び乗り末広町で下車していつも通り秋葉原の模型店攻略となりました。今回は余り時間が無かったので、レオナルドLG2、まんだらけコンプレックスはスキップし、レオナルドET、LG1、駿河屋プラモデル館と末広町駅からJR秋葉原駅に向かって攻略を進め、最後はラジ館のイエサブ、ボークス攻略で終了となりました。ラジ館のエスカレーターは相変わらず建物の外まで行列ができていました。

旧友は「やっぱり都内の模型店は欲しいものがある」と色々買い物があったようですが、私はプラモデルの買い物はありませんでした。以下が私の今回の買い物です。エバーグリーンの2.5mmの丸棒は秋葉原のイエサブ、ボークス、ヨドバシどこにもなく、スマホで調べたらヨドバシの新宿西口店にあることが分かったので、旧友とラジ館の前で別れてから帰りがけにヨドバシ新宿西口店に寄って購入しました。それにしても、最近、秋葉原や中野に行ってもプラモデルの買い物が無くなった。少し寂しい。