全日本模型ホビーショー(@東京ビッグサイト)に行ってきました。 今年は去年再会を果たした模型好きの旧友と一緒に行ってきました。 ビッグサイトで待ち合わせて午前中は一緒にホビーショー会場を巡って、 午後は秋葉原の模型店巡りをしてきました。 今年のホビーショーはネットの速報などを見ると艦船模型の新製品がほとんどないようなので期待していなかったのですが、 行ってみると色々と驚きの新製品発表があってなかなか面白かったです。以下レポートです。

• アオシマ
• 1/700 英巡洋艦エクセター

  

  「護衛艦ましゅう」の後はアオシマもおとなしくなってしまったなと思っていたら隠し玉を持っていました。 英巡洋艦エクセターを開発中のようです。展示されていたエクセターは三脚マストのスラバヤ沖海戦時の姿のようですが、 アドミラル・グラフ・シュペーと戦ったプレート河海戦時の状態などのバリエーションも期待できます。 準同型艦ヨークの発売も期待していいのでしょうか。

• その他

  

  アオシマも大和を発売のようですね。「艦これ」シリーズでは大鷹とアーク・ロイヤルが展示されていました。 大鷹には零戦32型が付くようですね。 外国艦娘が増えてきたので欧州海戦史ももっと売れてくれるといいのですが。

• タミヤ



タミヤは艦船関連では軍艦色の塗料の展示だけでした。

• ハセガワ



ハセガワは新製品朝潮型を展示していました。

• ピットロード
• 1/700 大和

  

  ピットロード最大の発表は戦艦大和です。他社との競合は色々ありますが艦底に細かいモールドをつけたり、 艦載機格納庫を再現するなど他社キットとの差別化を色々図っているようです。 まあ大和なら「他社の大和をもう買ってしまったからピットロードのは買わない。」ということはないのでしょう。 日本人モデラーなら一家に一隻どころか何隻買っても大和は飽きないのでしょう。 やっぱり日本人は「軍艦といえばとにかく大和」という「大和の諸君」ですね。

• その他

  

  その他にも色々新製品が発表されていました。詳細は各写真をご覧ください。

• ビーバーコーポレーション
• フライホーク

  

  英戦艦プリンス・オブ・ウェールズの部品が展示されていました。本当に今年中に発売されるのでしょうか。 恐ろしい。その他には独軽巡ケーニヒスベルク、独戦艦ビスマルク、 英戦艦プリンス・オブ・ウェールズのバリエーションであるデューク・オブ・ヨークが発表されていました。

• その他

  

  Type 214というドイツが開発したディーゼル推進の潜水艦で、ギリシャ、韓国、ポルトガルなどに輸出されたようです。

• インターアライド
• トランペッター

  

  トランペッターも1/700外国艦の新製品が目白押しです。 欧州海戦史の編集作業が終了したので、今度は好きな新製品の軍艦を作りたいですね。

• ヤマシタホビー



ヤマシタホビーは特型のバリエーションを更に充実してから睦月型に取り組むようです。 外国の駆逐艦も作ってくれないですかね。

• 童友社



このミズーリが童友社が作ったものか他社キットのOEMなのか実態はよく分かりません。

• その他
• MENG



英戦艦ロドネイ、米空母レキシントンの次は米戦艦ミズーリと独戦艦ビスマルクのようです。 大型艦を中心に製品化を進めるMENGですが、他社が製品化していない大型艦(仏戦艦ダンケルクとか)を製品化してくれると面白そうですが。

• Kyosho



毎号提供される部品を組み立てていくと精巧な1/250 大和が完成するというもののようです。

以上、全日本模型ホビーショーの様子を艦船モデラーの視点でレポートしました。 当初予想していたよりも色々な新製品がありました。 全体的には、どこを見ても日本の戦艦は大和、ドイツの戦艦はビスマルク、アメリカの戦艦はミズーリという印象でした。

ホビーショー会場を巡ってからは旧友と秋葉原に繰り出しました。 ホビーショー会場ではフレームアームズガールの声優さんが登場するトークショーが午後1時からあり、それを見たい気もありましたが、 そういうのは若い人達に譲って老人は混沌としたアキバの中古模型屋に向かうことにしました。 今日の東京は暑くもなく寒くもない絶好のアキバめぐり日よりでした。