「欧州海戦史 in WWU」の本文ではふれませんでしたが、 第二次大戦中に撮影されたソ連駆逐艦の写真をみると、 航行中は吹き流しのような軍艦旗(?)を後部マスト上につけていたようです。 ただ、通常の四角い軍艦旗もつけているケースもあったようです。 作例で茶色に塗装した甲板もそうですが、 正直言って第二次大戦中のソ連艦は甲板の塗装や艦底色などよく分からないことが多いです。 船体色と艦底色の境界にかかれた白線や停泊中の艦首と艦尾の軍艦旗など、 第二次大戦中のソ連艦と現用ソ連艦には共通の部分が多いので、 第二次大戦中のソ連艦に関しては現用ソ連艦からかなり推測できそうな気がするのですが…。
作例につけられた吹き流しのような軍艦旗は和紙にクレオスカラーを筆塗りしたものです。 ソオブラジーテリヌイは本当は船体前部側面にロシア文字で艦名がかかれていたのですが作例では適当なデカールがなかったので省略しています。
