今ではタミヤやPIT-ROAD(トランペッター)からインジェクション・キットが発売されていますが、 第3刊を製作した時はガレージ・キットしかなく、その中でもPIT-ROADのキットが非常に優れていました。 ほとんどインジェクション・キットのようにすんなりと組めた記憶があります。

この第3刊をだした後で分かったことですが、作例の船体の迷彩はチャネル・ダッシュ後に塗装されたもののようです。 オイゲンはビスマルクと同様にライン演習(ビスマルク追撃戦)の時には、 バルチック・スキームの白黒の帯が消された状態で大西洋に出動しました。 ライン演習後のブレスト入港時に撮影された写真からそれを確認することができます。 チャネル・ダッシュの時も船体はその塗装のままだったようです。

今ではWarship pictorialからオイゲンの特集本(No.21)が出ていて、かなり詳細な部分まで分かるようになってしまいました。 そんなこともあり、その他にも反省点が多々発見されています。