フジミのポケット戦艦は細部にこだわらなければ一応ポケット戦艦らしい形にできあがるキットですが、細部にこだわるとやや難ありキットです。 全体的におおざっぱなできで、後部艦橋の形はかなり実物と違っています。 また、主砲、副砲、高角砲、機銃、艦載艇といった部品のできもいまひとつです。 作例のシェーアでは、それらの部品は全て製作当時ドイツ艦の部品の宝庫と言われていたタミヤのシャルンホルストのキットから流用しました(Ar196のできはいまひとつですが)。 今では、タミヤのオイゲンの部品やPIT-ROADのドイツ艦武装セットがあるのでそちらの方を使用したほうがいいでしょう。
トランペッターから1/700ポケット戦艦の発売が予定されているので、 トランペッターのキットに期待したいところです。

アトランティスはかなり前に某模型雑誌に掲載されていた記事を参考にハセガワの氷川丸を改造して作りました。日本の香椎丸に仮装した姿です。